2010年03月06日
雨の日に子どもとスライム作り!。。。と中毒の対応のお話
『外行けなくてつまんな〜い!』と子ども達が大合唱の雨の休日。
スライムを作ってみました。


えへへ。
いかにもいいお母さん風でしょ?
でも実態は、みっけ!みのおの持ち回りイベント幹事でスライム作りに挑戦しようと思っていたので、
スライム作りを一度自宅で練習してみたかったからでした。
さてさて。
ご存知のように、スライムを作るには、ホウ素という、毒性のある物質を使います。
だから、本来は乳幼児の多い家庭ではスライム作りは御法度。。。のはずですが。。。
あえて挑戦したい!
と思ってイロイロ調べてみました。
そもそも、ホウ素って何で毒性があるの?
赤ちゃんが口にしてしまったらどうしたらいいの?
乳幼児がいても安全にスライムを作る方法はないの?
などなど。
一応私も医師のはしくれなのですが、中毒学ってものすごーく難しくって、
万が一我が子が毒性のあるものを口にしても
どう対処していいかわかりません。
(医者なんてそもそも自分の専門分野以外はそんなものです
)
で、子ども達が小さいうちは
誤嚥しやすい物質についての対処法の表を冷蔵庫の前のよく見える場所に貼っていました。
(そういう対処表はよく子育て雑誌や市の広報などにのっていますよね。)
(直後に吐かせた方が良い場合と絶対に吐かせてはいけない場合もあるし、間違って対応するとたいへん!
ウロ覚えで対処するよりも、すぐ調べて対処したほうが安全、と思います。)
灯油や洗剤、タバコなど、比較的乳幼児の誤嚥の頻度が高いものについては、
それらの表で十分初期対応できるのですが、
普通は家庭に置いていないような毒物を誤って口にしてしまった場合。
医者でも対応に困ることがあります。
化学薬品や医薬品を間違って飲み込んでしまった場合の対処法の情報サービス
『中毒110番大阪 072-727-2499』
を利用するのも一つの手です。
(一般の問い合わせは無料、医療機関からの問い合わせは有料)
ありがたいことに、年中無休、24時間体制です。
ちなみに、
スライム作りに使うホウ素(ホウ酸ナトリウム)は、
多量に飲み込むと毒性があり、
吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛。。。重症の場合はけいれん、腎障害、死に至ることもある
とのことです。
ひよ〜!!
そんな怖いもの、使えないわあああと思いきや、
あくまで『多量に』飲み込んでしまった場合。
よくホウ酸団子という害虫を退治するときに使う物質と同じですが、
(厳密にいえば、ホウ素はホウ酸ナトリウム)
虫にとっては致命的ですが、ほ乳類はその毒性を腎臓から排泄することができるので、
腎臓に持病がない限りそんなに重症になるわけではないそうです。
少量を口にしただけなら、特に胃洗浄なども必要なく、水分をたくさんとって経過観察のみでよいようです。
というわけで、
今回は、子どもへの毒性を考慮して、
ホウ素の使用量をぐぐぐっと減らして作ってみました。
参考にさせていただいたのは、こちらのホームページ→
以下は私が今回、ごま次郎(1才男児)がいることを考慮して、自分流にアレンジした方法です。
使用するホウ素の量は、
誤って全部飲みこんでしまったとしても毒性がほとんど生じない範囲で作っています。
材料
ホウ素(ホウ酸ナトリウム)。。。注;ホウ酸では作れません!
洗濯のり(PVAのり)。。。。。。注:必ずPVAと表示があるもの!
紙コップとか、割り箸とか。
メジャーカップも。
服についたときのために酢があると便利

作り方
1)洗濯のり100mlと水150mlを混ぜ合わせます。(A液)
2)ホウ素4gとぬるま湯100mlを混ぜ合わせます。(B液)
。。。。Bの容器にはあらかじめドクロマークを書いて、子ども達に絶対にさわらないように厳命します。
3)紙コップの中にビニール袋をいれてほんのちょびっとだけ絵の具を中に入れます。(C袋)

4)C袋の中にA液を50ml入れ、B液を茶さじ5杯分加えます。
5)ビニール袋の口を縛って、中をもみもみ。。。
。。。。うわああああ、だんだん固まってきたあ。。。。


固まってきたら袋から取り出します。
うふふ。
スライムの出来上がり〜。


乳幼児がいる場合のスライム作りのポイントは、
・ホウ素を使う過程は子ども達にはさわらせない、さわらないようによく言い聞かせてから開始する。子どもの手の届かない場所で配合する
・子どもが食べ物と間違えるような容器に入れない(プリンカップとかダメみたいです。)
(写真では哺乳瓶を計量カップがわりに使っていますが、ごま次郎が大きくなったので捨てる予定だったものです。)
・小さい子どもには、ビニール袋の口をしばった状態で渡してスライムが固まる過程(もみもみ)だけを自分でやらせる。
(この方法だと、スライムが出来上がるまで子どもが直接触れることはありません。)
(紙コップの中で直接割り箸などで混ぜる方法だと、小さい子どもはこぼしたりぶちまけたりする可能性があるので、今回はビニール袋を使いました。)
などです。
といっても、いろいろなホームページをみた受け売りなんですけどね。
この方法で行ったら必ず安全というわけでもありませんし、
当方はいっさい責任はとれませんので、
実際にスライム作りをされる場合には個々が十分注意して行ってくださいね。
最後に、
服についたスライムはべっとりはりついてとれないけど、酢をつけるととれます。
(酸性にしてエステル結合を加水分解する効果。。。らしい。)
実際に服にべちょべちょに付けてしまったごま太郎(9才男児)に、酢をつけたらとれるよ、と教えたら思い切り尊敬されました。
でもじつは、私。化学はめっちゃ苦手で、高校時代はずっと赤点でした。。。

というわけで、
みっけ!のみんな〜。こんなんでよかったら、次の持ち回り幹事の時にスライム作りをやるね〜!
スライムを作ってみました。


えへへ。
いかにもいいお母さん風でしょ?
でも実態は、みっけ!みのおの持ち回りイベント幹事でスライム作りに挑戦しようと思っていたので、
スライム作りを一度自宅で練習してみたかったからでした。
さてさて。
ご存知のように、スライムを作るには、ホウ素という、毒性のある物質を使います。
だから、本来は乳幼児の多い家庭ではスライム作りは御法度。。。のはずですが。。。
あえて挑戦したい!
と思ってイロイロ調べてみました。
そもそも、ホウ素って何で毒性があるの?
赤ちゃんが口にしてしまったらどうしたらいいの?
乳幼児がいても安全にスライムを作る方法はないの?
などなど。
一応私も医師のはしくれなのですが、中毒学ってものすごーく難しくって、
万が一我が子が毒性のあるものを口にしても
どう対処していいかわかりません。
(医者なんてそもそも自分の専門分野以外はそんなものです

で、子ども達が小さいうちは
誤嚥しやすい物質についての対処法の表を冷蔵庫の前のよく見える場所に貼っていました。
(そういう対処表はよく子育て雑誌や市の広報などにのっていますよね。)
(直後に吐かせた方が良い場合と絶対に吐かせてはいけない場合もあるし、間違って対応するとたいへん!
ウロ覚えで対処するよりも、すぐ調べて対処したほうが安全、と思います。)
灯油や洗剤、タバコなど、比較的乳幼児の誤嚥の頻度が高いものについては、
それらの表で十分初期対応できるのですが、
普通は家庭に置いていないような毒物を誤って口にしてしまった場合。
医者でも対応に困ることがあります。
化学薬品や医薬品を間違って飲み込んでしまった場合の対処法の情報サービス
『中毒110番大阪 072-727-2499』
を利用するのも一つの手です。
(一般の問い合わせは無料、医療機関からの問い合わせは有料)
ありがたいことに、年中無休、24時間体制です。
ちなみに、
スライム作りに使うホウ素(ホウ酸ナトリウム)は、
多量に飲み込むと毒性があり、
吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛。。。重症の場合はけいれん、腎障害、死に至ることもある
とのことです。

ひよ〜!!
そんな怖いもの、使えないわあああと思いきや、
あくまで『多量に』飲み込んでしまった場合。
よくホウ酸団子という害虫を退治するときに使う物質と同じですが、
(厳密にいえば、ホウ素はホウ酸ナトリウム)
虫にとっては致命的ですが、ほ乳類はその毒性を腎臓から排泄することができるので、
腎臓に持病がない限りそんなに重症になるわけではないそうです。
少量を口にしただけなら、特に胃洗浄なども必要なく、水分をたくさんとって経過観察のみでよいようです。
というわけで、
今回は、子どもへの毒性を考慮して、
ホウ素の使用量をぐぐぐっと減らして作ってみました。
参考にさせていただいたのは、こちらのホームページ→
以下は私が今回、ごま次郎(1才男児)がいることを考慮して、自分流にアレンジした方法です。
使用するホウ素の量は、
誤って全部飲みこんでしまったとしても毒性がほとんど生じない範囲で作っています。
材料
ホウ素(ホウ酸ナトリウム)。。。注;ホウ酸では作れません!
洗濯のり(PVAのり)。。。。。。注:必ずPVAと表示があるもの!
紙コップとか、割り箸とか。
メジャーカップも。
服についたときのために酢があると便利

作り方
1)洗濯のり100mlと水150mlを混ぜ合わせます。(A液)
2)ホウ素4gとぬるま湯100mlを混ぜ合わせます。(B液)
。。。。Bの容器にはあらかじめドクロマークを書いて、子ども達に絶対にさわらないように厳命します。
3)紙コップの中にビニール袋をいれてほんのちょびっとだけ絵の具を中に入れます。(C袋)

4)C袋の中にA液を50ml入れ、B液を茶さじ5杯分加えます。
5)ビニール袋の口を縛って、中をもみもみ。。。
。。。。うわああああ、だんだん固まってきたあ。。。。


固まってきたら袋から取り出します。
うふふ。
スライムの出来上がり〜。


乳幼児がいる場合のスライム作りのポイントは、
・ホウ素を使う過程は子ども達にはさわらせない、さわらないようによく言い聞かせてから開始する。子どもの手の届かない場所で配合する
・子どもが食べ物と間違えるような容器に入れない(プリンカップとかダメみたいです。)
(写真では哺乳瓶を計量カップがわりに使っていますが、ごま次郎が大きくなったので捨てる予定だったものです。)
・小さい子どもには、ビニール袋の口をしばった状態で渡してスライムが固まる過程(もみもみ)だけを自分でやらせる。
(この方法だと、スライムが出来上がるまで子どもが直接触れることはありません。)
(紙コップの中で直接割り箸などで混ぜる方法だと、小さい子どもはこぼしたりぶちまけたりする可能性があるので、今回はビニール袋を使いました。)
などです。
といっても、いろいろなホームページをみた受け売りなんですけどね。
この方法で行ったら必ず安全というわけでもありませんし、
当方はいっさい責任はとれませんので、
実際にスライム作りをされる場合には個々が十分注意して行ってくださいね。
最後に、
服についたスライムはべっとりはりついてとれないけど、酢をつけるととれます。
(酸性にしてエステル結合を加水分解する効果。。。らしい。)
実際に服にべちょべちょに付けてしまったごま太郎(9才男児)に、酢をつけたらとれるよ、と教えたら思い切り尊敬されました。
でもじつは、私。化学はめっちゃ苦手で、高校時代はずっと赤点でした。。。


というわけで、
みっけ!のみんな〜。こんなんでよかったら、次の持ち回り幹事の時にスライム作りをやるね〜!
Posted by tomagoma at 23:30│Comments(3)
│子育て
この記事へのコメント
スライム・・・
なつかしーーー
なつかしーーー
Posted by ヨンフー
at 2010年03月07日 19:47

スライム・・・
なつかしーーー
なつかしーーー
Posted by ヨンフー
at 2010年03月07日 19:47

ヨンフーさま
コメントありがとうございます。
私は自分が子どもの頃に作った記憶はなくて、子育てして初めて知ったあそびです。
このぷるぷるの感触は大人になってからでも子どもと一緒に十分楽しめますね。
コメントありがとうございます。
私は自分が子どもの頃に作った記憶はなくて、子育てして初めて知ったあそびです。
このぷるぷるの感触は大人になってからでも子どもと一緒に十分楽しめますね。
Posted by tomagoma
at 2010年03月14日 17:35
