とまごま日記

クリスマスが近くなると、
冬の物語を目にする機会が多くなりますね。

マッチ売りの少女とか、フランダースの犬とか。。。

私は個人的には好きなんですが、
（なんかヨーロッパの香りというか、遠い外国の街のお話という感じがするので、想像するのが楽しい）

いろいろと問題視する人もいるようですね。

確かに、改めて親の立場で考えると、
小さい子供が貧乏のため真冬に凍え死んでしまう話を子供に読み聞かせるのは
ちょっと。。。と思ったりもします。

さて、
フランダースという街は、ベルギーにあるそうですが、
「フランダースの犬」のアニメの影響で、
日本人の観光客が多いのだそうです。

ところが、
フランダースの人々は、あまりそのお話が好きではないとききました。

なぜかというと、

小さな子供を貧乏がゆえにいじめたり
真冬に教会の入り口で凍え死ぬまで誰もたすけてあげないなんて。。。
世界中に有名なこのお話のせいで、
フランダースの人が冷たい人ばかり、
という印象になってしまったのが嫌なのだそうな。

なるほど。。。
それもそうですね。。。

振り返って考えると、
地域の人々の子供を守る力ってすっごく大きいということを、
自分が子育てしてみて初めて知りました。

例えば、少し前の話になりますが、
ごま太郎（７才小学２年生）の学校からの帰り道の出来事。。。
暗くなりかけていて心配だったので、車で迎えに行ったのですが、
帰り道を歩いている息子を見つけて
すすすーーっと車を息子の横に横付けにしたんです。
息子が車に乗り込んだそのとき。

ある商業施設の駐車場の警備員さんが、
あわてて車まで駆け寄ってきたんです。
最初は何事かと思いましたが、
連れ去り等の不審車だと思われたみたいです。
すぐに保護者だとわかって向こうも笑って会釈されましたが、
すっごく有り難いと思いました。
だって、さりげなく子供たちの安全を常にみていてくれているからこその行動ですもの。

自分も普段ばたばたと生活していますが、
なるべく地域の他のお子さんも見守ってあげたい、
と思いました。

そうやってみんなが少しずつ、
子供たちを見守って助け合っていくことで、
地域の子供たちが安心して生活できるように、

箕面がそんな暮らしやすい町になったらいいな、

と思いました。

（もうなってる？　気がつかなかったのは私だけかも？）