お母ちゃんの苦悩

tomagoma

2009年10月22日 01:18

幼稚園のお迎えに行った帰り道。
ごま子(年少女児)に言われたんです。
『みんなと一緒にお帰りしたい〜』って。

今、私は、仕事しているといっても、昼間だけの短縮勤務なので、
幼稚園のお迎えには割合と早めに行っているつもりなんです。
でも、やっぱり普通に幼稚園が終わる時間には間に合わないので、
幼稚園が終わってからお迎えまでの間は、
ごま子は幼稚園の延長クラス(ホームクラス)で過ごしています。
赤ちゃんの時から保育所に行っていたごま子は、
幼稚園入園当初から戸惑うことなくホームクラスに行っていたのですが、
やっぱり寂しいのかな。
幼稚園が終わる時間に、同じクラスのお友達がみんなで手をつないで帰っていく姿を見送って、
自分だけホームクラスに行くことに疎外感(?)を感じることがあるようなのです。
今までも何度か、そう言われたのですけど、
そればかりは仕事を辞めない限りどうすることもできない。。。
『ごめんね、それは無理だよ。』
『お母ちゃんがお休みをもらった時には、みんなで帰れるようにするからね。』
『でも、この間のお母ちゃんがお休みの日は、お母ちゃんと一緒に帰る、と言って一緒に帰ったのだったよね?』
と言っても、
『いやいや!いつもホームクラスなのは、いや!』
と駄々をこねます。

きっと、ホームクラスが楽しくて、そっちが楽しみな日もあれば、
無性にみんなと一緒に帰りたくなる日もあるのでしょうね。
しばらく、考えたのですけど、
ごま子がそんなに寂しがっているのならば仕事の継続そのものを考えなければならないのかな、
と思ったら、
どうしても辞めたくない!と強く思ってしまいました。

やっぱり私は仕事が好きなようなんです。

短縮勤務のできる今の仕事にうつった時に、
これからは仕事より何より家族を大切にしようとかたく心に決めたはずなのに、
それでもやっぱり
私が生きていくためには、仕事の上でのやりがいが必要なようなんです。
(なんて自分勝手で欲張りなのでしょう!)

家族は何にもかえがたい最も守らなければならない何よりも大事なものであることに違いないのですが、
仕事も辞めたくない。。。
ということを思ったら、
つい、ごま子に真剣に話してしまいました。

お母ちゃんは、ごま子のことをとても大切に思っている事。
だけど、仕事も大切に思っている事。
ごま子にそのことを理解してほしいと思っている事。

4才の子供に話すには早いかな〜、と思いつつ、話したら、
なぜか、ごま子はすんなりあっさりと、
『ふ〜ん? わかった。』と。

わかってるんだかわかっていないだか、よくわからないけど、
なんだか、とってもうれしかった。。。

これからもいっぱいいっぱい迷うこと、あるのだろうなあ。

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